婚姻契約、任意後見契約、遺言の違い

【婚姻契約、任意後見契約、遺言の違い】

こんにちは^^、レイ法律事務所弁護士の森伸恵です。
本日は、同性カップル(ゲイカップル、レズビアンカップル)の方のライフプランに関して、婚姻(パートナーシップ)契約、任意後見契約、遺言の違いをお伝えしようと思います。

 

これは実際に、私が相談者の方から「医療上の同意は任意後見契約になるのですか?」、「遺言は婚姻(パートナーシップ)契約でできるのですか?」と聞かれたことがあるからです。

下のほうに表を添付してみましたが、まず文字で整理すると、、、

①婚姻(パートナーシップ)シップ契約
民法上の婚姻(結婚)と同様の効果を同性カップル二人の合意により生じさせるもの。
当事者の要望により、
・同居、協力の約束
貞操義務(お互いに浮気しない約束)
・生活費を分担する約束
・家事の分担の約束
・介護の役割分担の約束
・財産の贈与の約束
・医療上の同意
をすることができる。

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※婚姻(パートナーシップ)契約で遺言をすることはできません。
自分の死後の財産をパートナーが受け継ぐことができるようにするには、③の遺言書が必要です。

 

②任意後見契約
認知症等(判断能力が不十分になった時)に向けて、誰に、生活サポート、療養看護、財産管理を任せるかあらかじめ決めておくことができるもの。
 パートナーに生活サポート、療養看護、財産管理を任せることができる。

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※実際に任意後見の効力が発生するのは本人が判断能力等が不十分になり、申立てにより任意後見監督人が選任された時。
(※任意後見契約の詳細は後日ブログにアップします。)


※事故に遭って入院した際の面会や、医師から病状や治療方針の説明を受けること、医療上の同意については、婚姻(パートナーシップ)契約に医療上の同意条項を盛り込む若しくは医療同意契約を結ぶ形になります。

 

③遺言書
→現在の日本では、同性カップル法律婚が認められていないため、自分の死後、財産をパートナーに権利として相続させることはできない。
そこで、遺言により、預貯金や一緒に暮らしてい居た自宅等の財産をパートナーが引き継げるようにする。

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上記①~③を図にすると、、、

⇓⇓⇓こちら

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以上、婚姻(パートナーシップ)契約、任意後見契約、遺言の違いはご理解いただけたでしょうか^^
レイ法律事務所では、婚姻(パートナーシップ)契約、任意後見契約、遺言書を作成しています。お気軽にお問合せください。

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